Meanings of "IcMF"

Ideal Community with Music as a Family


Ideal(理想的)とそれが何なのかを導き出すInner-Voice(内なる声)

 

Community(共同体)とその内的な方向性をあらわすCulture(文化)

 

Inner-Voice Community, Ideal Culture

どう組み合わせるにせよ

私にとってそれはCulture of Heart(心情文化=為に生きる愛の文化)

人として生きるからにはそういう世界に住みたいし作りたい

 

そのカギとなるFamily(家庭)

どんな時代に遡っても世界のどこへいってもこのFamilyという人間の構成単位は普遍であり不変なのです

父母息子娘兄弟姉妹祖父母孫・・・これは変異する関係性でもなければカミングアウトすれば変えられるようなものではない

自然界を見れば一目瞭然のことで人間はそのように創造されている

 

音楽があったおかげで何とか生きてこれた私に

できることはその音楽を使うことしかないwith Music

 

家族で音楽が楽しめるような文化を理想とし

ひとつの家族のごとき温かいコミュニティを音楽の力を借りて・・・

 

そこに喜びがあるでしょう

幸福があるでしょう


以上が

 

Ideal(Inner-voice)

Community(Culture)

with Music

as a Family

 

の意味となります。

 

そしてこれを実践することの難しさは想像に難くないわけでして、まさしく不可能に見えるクレイジーな使命とでも言うべきものだと自負しています。そういう意味で「IcMF」のまたの意味が「Impossibe crazy Mission Force」なのです。

 

vision

 

 

また「Family」にこだわる理由について付け加えると、音楽の旅をしながらまた歴史を勉強しながら、素晴らしい音楽文化に共通しているワードに「Family」があると実感するようになりました。

bach'stoom

たとえば、フラメンコ発祥の地へレス・デ・ラ・フロンテーラで暮らしたとき、そこで見たのはジプシーの一家・一族(Familia)が日常生活のイベントごとに集まっては歌い奏で踊るという、暮らしの中の生きた音楽でした。

 

音楽の父と呼ばれる大バッハが誕生した背後には、スーパー職業音楽家集団とも呼べるバッハ家系の音楽にかける情熱と探求の蓄積がありました。

 

ピアノとサックス、ベース、ドラムがそれぞれの持ち味と役割分担で自由にアドリブで対話するジャズを見ても、父母兄弟姉妹が食卓を囲んで団欒するひとつの家庭を見るようです。そこは年齢の差や肌の色そういった違いの全てを乗り越えて尊重と協調が見られる世界です。

 

そして何より、世界中で歌われている歌のほとんどは、愛をテーマとしていることは一目瞭然です。誰かの為に歌うこと自体、一つの愛情の表現とも言えますね。つまり家族や将来同じ家族になりたい人へ贈る歌…。

 

だれもが我知らず心に願っている家族の笑顔があるでしょう。親友が大切に思えて「お前はおれの兄弟」と言ったりすることもあるでしょう。家族、あるいは家族的な関係というのは人間にとって幸福度を大きく左右するもの。

国や人種、時代が違ってもいつも私たちに共通なのが家庭という枠組み。私たちは全てそこから出てきました。家庭は上下関係・前後関係・縦横の関係などあらゆる人間関係につながってゆく社会の縮図となっており、まさに愛の学校と呼べるでしょう。つまるところ、家庭という単位が私たちの人生にとって最も重要なものの一つだと言いたいのです。 

 

ちょっと考えてみて下さい、音楽を何のためにしますか?極端な問いかもしれませんが、結局は幸せになるためではないでしょうか?もし音楽のために、自分の家族の幸せを無視するようなことになれば、本末転倒であると思いませんか?音楽や芸術の可能性を考える時、平和で幸福な家庭を築くことに大いに役に立つはずだということ、これは音楽に携わる私なりの信念です。