はじめはエレキ小僧から出発したものの、フォーク、クラシック、ブルース、ジャズなど点々とし、最後はフラメンコギターの本場スペイン・アンダルシアに旅に出て、かえって悩み戸惑いが大きくなって家に帰ってきただけ・・・という、どうも型にはまりきれない性分の遅咲きギタリスト、それがわたくし森充です。一筋縄とは言い難い人生行路の末、私はこれを仕事にすることを決めたわけですが、その際この音楽教室の特徴とその存在意義を明確にするため、音楽というものをどのように捉えるかという観点について次の三つ柱を立てました。
(1)音楽とは=天から頂いた賜物であり、貴重で魅力的な媒体
(2)音楽を何に用いるか=人生を豊かにすることに用いる、他者と関係を結び自分にとってもっとも大切な存在を愛するために
(3)人間の音楽的能力について=一人一人の能力の違いはけして音楽することの妨げとはならない、個々の感じ方やスキルに応じた表現で(2)を行える道を探せばよい、また演奏技術や音感的能力は開発可能で継続的に向上させることができると考える(ギター演奏上の技術は正しい継続的な練習・訓練によって向上させることができる、音楽全般に対する知識や表現方法を学ぶことで感度や引き出しを増やすことができる)
このような信念を持つに至った経緯や「何のためにこの仕事をしているのか」「将来的に何を目指しているのか」等々に至るまで徒然なるままに書いた内容を、次にご紹介したいと思います。ご興味のある方はぜひお付き合いください☆
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