2024年10月6日(日)14時、第53回白山市民音楽祭・洋楽の部にて、IcMF-BigBandがそのトップバッターとして演奏、会場の手拍子や笑いの誘いながら、予想を上回る充実のステージを楽しんでまいりました♬
10月6日に迫った公演の、リハーサルを大会場で行いました。ようやく9割近くのメンバーがひとところに終結。メンバーたちにとっては当然曲の通し練習なのですが、私にとっては音響の練習です(^^;
BigBand公演用に、フロントの箱面はすでにありますので、中間で立って演奏する部隊用に譜面台に垂らす幕を作ってみました!プラダンを切って直接テープで譜面台に貼るだけの超シンプルDIY。ロゴもプリンターでプリントして両面テープで☆
初参加の行事ですので、勝手が分からないことは付き物です。で、うすうす途中から感じ始めていた「音響さんいるのか?」問題は見事に・・・雇える余裕は無いので「ご自身で」と主催者。なるほどね!
というわけで自分で音響さんも兼ねて会場側とやり取り開始。出演者のセットとも調整スタート。どんな道具が必要なのか手元にある道具の何が使えて何が使えないのか試行錯誤は続きます♬
会場の白山市松任文化会館ホールを視察してきました。
後列の奏者は平台に乗ることになりますので、そのサイズ感を確認。また、ステージ幅がどのくらいなのか?実際の譜面台を置いてみたり楽器を構えたりしながらチェックしてきました。
写真をもとにアバターを複製して構図を作ってみました☆
10月の公演のため、そのたった2曲のため、簡単すぎる人も、出来るかなぁという人も、少しずつ練習に集い始めています。言い出しっぺとしましては、本番の演奏がうまくいくとか以上に、したたかな継続力と無理強いしない持続性で、とにかくレベルや世代問わず音楽を共に出来るという機会を作り上げてゆけるかが鍵だと考えており、そのためのBigBand、です。それが出来て来ればもうちょっとマニアックなセッションチームや、趣味の合うメンバーたちによるアンサンブル、自分自身の活動を持っている人達の演奏機会、など自然に幅が広がってゆくという計算です。
2023年のおんさらいかいで結成した第三次のリモートアンサンブルオーケストラ。この年の夏のトムクルーズ主演「ミッションインポッシブル7・デッドレコニング」があまりに良くてかなり後を引きずってました。うちは「ICMF」ですが、ミッションインポッシブルは「IMF」・・・偶然にもよく似ている?それで「IcMF」という遊びを加えたのです。さらに映像に「走る」シーンを採用してみたのも遊び心。映画に詳しい方ならニヤリとするはず。
2021年に続き2回目となったリモートアンサンブルオーケストラ。2曲挑戦し教室の生徒さんばかりでなく、様々な方々の参加によって音楽的には一歩グレードアップが出来た回となりました。
ただこの時点では、映像の画質や色味などの設定がよく分からず、そのことが見事に反映された映像になってしまいました。
この年のオンライン配信発表会「おんさらいかい」では「音叉」に着目したプロデュースにしました。音の波動はすぐそこにあるのに聞こえない・・・振動している音叉が共鳴現象を巻き起こし耳に聞こえる実際の音になって現れる・・・そんなどこか神秘的な「音叉」の存在を見つめ直すことになりました。
コロナ禍の隔離的時代が2年も続くのかと、まさかとは思いましたがやはり専門家たちの言う通り。感染防止のため、2021年暮れになってもまだリアルで大勢集まるということはアウトでした。昨年すでに3人で出来たリモートアンサンブルを「全員でやってみる価値あり」と思って挑戦したのが2021年の「音叉来会」でした。
30人分の収録済トラックを一つ一つチェックして調整してゆき、最後に全員の音声を一つにまとめて再生したときのゾクゾク感と感無量感はずっと記憶に残っています。まずリモート次元でアンサンブルが出来ているというのがリアルでアンサンブルする上での自信につながってゆくのは間違いないでしょう。
「緊急事態宣言」という不気味な言葉にすべてが一旦フリーズしてしまった・・・後になって振り返れば歴史の転換点と言うのはあんな感じで、衝撃としてまたそれにすら馴れっこになって薄れてゆく記憶として、過去のことになってゆくのだなと感じるものです。新型コロナの世界的大流行は2019年末のニュースに始まり翌2020年からは前代未聞の展開が世界を襲いました。
オンラインおさらい会という意味合いで始めた「おんさらいかい」は当初は教室発表会の動画収録版で、密を避けてという感染予防対策の中で出て来たアイデアでした。コロナ禍を期に様々な物事がオンライン化デジタル化を急ピッチで進める辞世となり、レッスンもリモートで行うことが増え、YouTube動画を活用することも増えていきました。
初めての発表会オンライン配信は2020年12月24日のクリスマスイブでした。画面の前でドキドキワクワクしながらYouTubeを見るというスタイルが生まれたのです。まとめた側にとっても全てが初めての取り組みばかりで、その中にジュニアの男の子たち3名が一切直接対面で合わせることなく編集によってアンサンブルするという小さなリモートアンサンブルもありました。それが20人30人40人規模のビッグバンドあるいはオーケストラへと拡張してゆくことになったのです。