IcMF-BigBand 第1期リアル楽団公演
2024年10月6日(日)14時、第53回白山市民音楽祭・洋楽の部にて、IcMF-BigBandがそのトップバッターとして演奏、会場の手拍子や笑いの誘いながら、予想を上回る充実のステージを楽しんでまいりました♬
楽団・演奏として振り返ると、まず、これまでの取り組みの数々が実を結び音響面での心配は解決されたと胸をなでおろしました。この規模の大きな舞台でも寄せ集めの自前機材を持ち込むだけで納得できるウクレレギターオーケストラのサウンドが出来ることが分かりました。今後にとっと大きなプラス材料です。
2曲しか?と一瞬思ったものの、メンバーたちの負担もそれほどではなかったため、この楽団のコンセプトを考えるとちょうど良いバランスだったと感じています。練習の方法やペースも妥当だったし、今回の演奏会を通してユニホームや譜面幕など必要な備品を全て整備できたのは、とても良かったです。
選曲は、今後も幅広い世代と能力差とを考慮しながらの難しい課題となるのかな・・・と思いますが、得意のアレンジ力で面白味があって自分自身も楽しいものにして少しずつ増やしてゆきたいです。
「毎年1回の公演機会」からの出発ですが、どの程度拡張させるかは慎重に進める考えです。活動範囲は、私個人がやりたいとかでは無くて「持続可能な音楽活動とそのための環境づくり」のためという長期的な視点を必ず考えなくてはいけないと思うからです。基本スタンスが「本業ではないイベント的楽団」としておくことで、演奏に参加するメンバーが動きやすい出入りしやすい音楽活動・音楽環境として育ててゆきたいと思っています。
地域の公的な音楽文化行事ということで、貴重な資源(立派なホール、練習場所、人が集まれる立地条件)が、存分に活用できるのは非常にありがたいことです。私たちに出来そうなことを少しずつ見つけて、音楽がもっている普遍的な力を少しでも共鳴させてゆけたらなと、思います。聞こえるかたちに、見えるかたちに。