これまでずっと楽譜浄書用として使用してきて、必要不可欠となっているMakeMusic社の楽譜ソフト「Finale」。今年2024年9月に入り突然の通達が!?
プレイバック機能がしょぼい、大事なところで意味不明に落ちる、拡大縮小などのコマンドが今の時代に合ってない、などイラつく点は多々ありながらも、プリント用に綺麗に仕上げ切るという点では最強だったので、欠点には目をつぶってメインはFinale一択で生きてきました・・・
何年も何年も、Finale使用中に不満を覚えるたびに「ソフト変えようかな・・・」という思いを抱き続け、他社のソフトを調べたり体験版を試したりしました。それでもFinaleを愛し続けて来たのですが、それが突然の「終了宣言」とは驚きでした。
このFinaleはまさに元祖楽譜ソフトで世界中で長い間君臨してきました。しかしソフトウェアの基本構造は変更せずに新しい機能を追加修正してゆくだけのアプローチをとってきました。いつまでそんなやり方を続けるのだろうか?と疑問を抱きつつ
もはや古いプラットフォームの上にいくら機能を追加しても、スペック自体がショボすぎて最新機能アプリが使えないスマホみたいなもの・・・こうなることは分かっていました。が、にしても残影です!
これがいずれ使えなくなることを考えると、これを機に別ソフトへスイッチすべきかなと考え始めています。候補は積年のライバルAvid社の「Sibelius」、あるいはオープンソースアプリの新星「MuseScore」あるいはFinale開発元MakeMusic社が推奨しているSteinberg社「Dorico」か。現在も使用中のPreSonus社「Notion」は大幅なアップデートでもしないと浄書用にはなかなか厳しい・・・。
いずれにしても、ついにFinaleを諦める日が来ました。フィナーレだけに、さようなら。