サブドミナントマイナー応用編
④bⅥmaj・・・bⅥのコードは3度の音がⅠのルート音と同じになります。このシリーズの場合キーがAメジャーですのでbⅥコードの構成音はF・A・C。
⑤bⅥ-bⅦ・・・bⅥからbⅦコードへそしてⅠへとつながるコード進行はナチュラルマイナースケール上のダイヤトニックコードⅥ→Ⅶ→Ⅰ進行の応用です。
⑥bⅦ・・・bⅥのコードを省いてbⅦのコードのみ。
このbⅥ・bⅦは同じ主音のマイナーキーからお借りしてきたコードです。つまり原曲がAメジャーならAmのキーのダイヤトニックコードを見てみるとその中にあるコードです。機能的にはサブドミナントです。
裏コード
⑦bⅡ・・・bⅡのドミナント7コードはⅤ7の裏コードと呼ばれます。このbⅡコードがドミナント7ではなくmaj系の場合もありそれは「ナポリの6」と呼ばれます。
⑧bⅥ-bⅡ・・・bⅥとbⅡの組み合わせ。ちょうど4度上昇進行になっています。裏コードの手前にもう一つコードを挟んだ例です。bⅥはmaj系とドミナント7系の場合と両方あります。
以上、特殊な例を除外して考えてみますとだいたいこのくらいのコードが浮かび上がってくるかと思います。
あとは自分の好みのサウンドと好みの使い方を発見し、からだ(耳)で覚えて行ければいいですね☆