第25・26・27回にわたってご紹介したのは、メロディを支える点という観点でのベース音の付け方でした。
今度は「線」です。ベースライン、ベースのリフであるとかメロディといったもので主旋律をサポートするという内容を見てゆきましょう。
ベース音はたとえその瞬間にコードがジャランとなっていなくても動き方次第でコード(つまり同時にたくさんの音を響かせる)にも劣らないもしくは下手にコードを刻んでしまうよりも雄弁にものを語るのです☆
ベースはリズムを決定づける要素もあるので使い方次第で音数以上にパワーを発揮します。
次の例はファンクっぽいベースのリフ(リフレイン)でアレンジしたHappyBirthdayです。パターン化されたベースのフレーズを繰り返し主旋律に対してベースの単音ラインだけで伴奏を付けました↓
コード進行はもっとシンプルでもよかったですね(^-^;ぜひもっといいアレンジを考えてみてください。2つのメロディを同時に弾いてゆくのはけっこう大変ではありますが、こういうことがギターでも出来るというのが嬉しいですよね☆
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