前回は「対位法」ということに初めて触れましたが、最もシンプルなところから考えてみれば一つのメロディに対して点で支えるというところから始まります。
コードのルート音だけでも、それがあるのとないのでは大きく違います。たかが1音、されど・・・です。
これを弾いてみれば、ただ単にメロディだけ弾くのとはずいぶん満足感が違うと感じられるのではないでしょうか。
ちなみにこの譜例はキーがAです。ギターでキーAならばHappyBirthdayのメロディは全て1弦上で探せますし、3コードのA・D・E7のルート音は全て開放弦で鳴らせます。これが別のキーだとそう簡単にはいかない・・・。
このように、伴奏音を付加してゆくアレンジにおいては、ギターという楽器の特徴を踏まえればとても簡単にまとめられる場合もあるわけですね。ぜひ参考にしてみてください。TAB譜も掲載しておきます↓