ジャズワルツにリズムを変える:この曲どう料理する?ギタリストのアレンジ術40策(18)

前回は「スイングさせる」と題して、ジャズの代表的なリズムでのアレンジ法について紹介しました。

 

今回は引き続き、音的にはそのままスイングバージョンでやったものを用いながら、つまりコードのボイシングも押さえ方も同じままで、リズムパターンのみ変えるというアプローチで行きたいと思います。

 

この手法を用いてアレンジ出来るスタイル(ジャンル)は色々ありますので、今回から数回に渡って扱ってみたいと思います。

 

 

まずはジャズつながりでジャズワルツバージョンです↓

ジャズというと「4ビート」と言われるように4拍子系が多いジャズですが、3拍子の代表格であるワルツも、ビル・エバンズ(ジャズ・ピアニスト、ジャズワルツの名曲「Waltz for Debby」の作者。)などにより有名です。このシリーズの題材曲であるHappyBirthdayToYouはもともとは3拍子ですので、よりストレートなアレンジが可能といえるかもしれません。では最後に、ジャズワルツのフィンガースタイルによる基本リズム例です↓

ジャズワルツの伴奏法フィンガースタイル

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