前回は「スイングさせる」と題して、ジャズの代表的なリズムでのアレンジ法について紹介しました。
今回は引き続き、音的にはそのままスイングバージョンでやったものを用いながら、つまりコードのボイシングも押さえ方も同じままで、リズムパターンのみ変えるというアプローチで行きたいと思います。
この手法を用いてアレンジ出来るスタイル(ジャンル)は色々ありますので、今回から数回に渡って扱ってみたいと思います。
まずはジャズつながりでジャズワルツバージョンです↓
ジャズというと「4ビート」と言われるように4拍子系が多いジャズですが、3拍子の代表格であるワルツも、ビル・エバンズ(ジャズ・ピアニスト、ジャズワルツの名曲「Waltz for Debby」の作者。)などにより有名です。このシリーズの題材曲であるHappyBirthdayToYouはもともとは3拍子ですので、よりストレートなアレンジが可能といえるかもしれません。では最後に、ジャズワルツのフィンガースタイルによる基本リズム例です↓