前回、「ダイヤトニックコード」という言葉が出てきましたが、ご存知の方も多い半面、「それって何?」という方も・・・
ということで今回はちょっと簡単にご解説。
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ(・ド)の7つの音からなるいわゆる「ドレミ」、この7つの音を組み合わせてバランスよく響くコードを導き出す・・・
そうすると結果的に下のような7つのコードが出てくるのですが、それが「ダイヤトニックコード」と呼ばれるものです。
Ⅰ(Cmaj7)→ ド・ミ・ソ・シ
Ⅱ( Dm7 )→ レ・ファ・ラ・ド
Ⅲ( Em7 )→ ミ・ソ・シ・レ
Ⅳ(Fmaj7)→ ファ・ラ・ド・ミ
Ⅴ( G7 )→ ソ・シ・レ・ファ
Ⅵ( Am7 )→ ラ・ド・ミ・ソ
Ⅶ(Bm7b5)→ シ・レ・ファ・ラ
ダイヤトニックというのは7つの音の意です。
よくにた例で「ペンタトニック(=5音)」って言葉を聞いたことはありませんか?
ダイヤトニックコードを音符と耳とでよく理解しておけば、楽曲の理論的解析や作編曲などを行うときに大変役に立ちます。
とりあえず、この7つのコードを、あまり考えすぎずに鳴らしてみましょう☆
メロディの音に良くサウンドするコードをてきとうに選んで連結してみるのもいいかもしれません。以下はダイアトニックコードをふんだんに織り交ぜたコード進行に変えてみた例です↓
いかがでしたか?
曲が彩りを帯びて雰囲気的に、ラヴェルの「亡き王女の為の」
「パバーヌ」ならぬ「ハッピーバースデー」みたいに(笑)聞こえなくもないですよね?